“IOCの尖兵”コーツ副会長来日 パパラッチが狙う夜の赤ら顔

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<何しに来たのか><IOCの尖兵か>――。ネット上では早くも非難する声が目立つ。15日朝、豪州シドニーから東京・羽田空港に到着したIOC(国際オリンピック委員会)のジョン・コーツ副会長(71)。

 コーツ氏はこの日、入国前の抗原検査をへて都内のホテルに到着。3日間の隔離生活を送った後、五輪特例措置で待機が緩和され、活動計画書の行程に沿って五輪開催に向けた準備状況の確認、現地視察などを行うとみられる。

「五輪特例措置」による入国制限の緩和に対し、<どこがバブル方式だ。最初から穴だらけじゃないか>といった怒りの声もチラホラ聞こえてくるが、コーツ氏入国に大会関係者が何よりも神経をとがらせていることがあるという。

「パパラッチというのか、週刊誌記者らにコーツ副会長の行動をコッソリ撮影されて大々的に報じられることです。少なくとも7月23日の開幕まで長期間滞在する予定ですからね。競技会場の視察や組織委との打ち合わせだけで、後はホテルに缶詰めというわけにはいかないでしょう。しかし、万が一、コーツ副会長が赤ら顔で飲み歩く様子を撮影されたりでもしたら、それこそ、国民は『俺たちは我慢しているのに何だ!』と大騒ぎになるでしょう。コーツ副会長が外出する際には、記者らに尾行されないよう厳戒態勢が取られるほか、すでに日本料理、中華、洋食などの“お忍びレストラン”がピックアップされてリスト化されていると聞いています」(スポーツ紙記者)

「安全、安心の大会」には別の意味もあるようだ。

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