阪神・佐藤輝スランプ深刻でも「代打起用」はかえってマイナス…虎OB投手・福間納氏が指摘

公開日: 更新日:

■佐藤は「4打席立ってナンボの打者」

 では、佐藤輝が復調するにはどうすればいいか。

「急がば回れではないですが、10日間でいいから、二軍で再調整するのも手です。優勝争いをする中で今の佐藤をスタメン起用することは難しい。かといって、打撃の確実性に欠ける佐藤は代打ではなく、4打席立ってナンボの打者。実際、代打で登場した4打席はすべて空振り三振です。今のように一軍で代打で出続けるようなら、結果を求めて打撃が狂う悪循環に陥りかねない。ますます結果を残せないと思います。矢野監督の起用は非常に中途半端だと言わざるを得ません。一軍戦力である佐藤をこの時期に二軍落ちさせることは覚悟がいるが、なかなか浮上の兆しが見えない以上は、二軍で4打席立ち、いろんな投手と対戦しながら、徹底的に自分自身と向き合った方がいいかもしれません」(福間氏)

 中途半端に使い続けることの方が、むしろマイナスだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景