花巻東の怪物1年生・佐々木麟太郎 規格外の活躍が突きつける高校野球の旧態依然な指導体制

公開日: 更新日:

 これが本当に16歳なのか。

■明治神宮大会2本目の49号

 花巻東(岩手)の「怪物1年生」佐々木麟太郎が、23日の明治神宮大会準決勝でも大暴れ。敗れたものの、広陵(広島)相手に今大会2発目となる高校通算49号スリーランを放つなど、4打数3安打5打点の活躍を見せた。

【写真】この記事の関連写真を見る(08枚)

 佐々木は花巻東の佐々木洋監督(46)の長男。佐々木監督といえば、同校で大谷翔平(エンゼルス)や菊池雄星(マリナーズからFA)を育てた人物として知られている。そして今回は長男だ。花巻東で指揮を執るようになってからの20年間で3人、しかも東北から「怪物」を生み出せたのはなぜか。

 佐々木監督は今月18日付の朝日新聞朝刊で、こう言っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々