中日平田が1.8億円→3000万円の大減俸更改 来季はドラ1ブライト健太とレギュラー争いの過酷

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 中日平田良介(33)が23日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、年俸1億8000万円から減額制限を超える83%ダウンの年俸3000万円でサインした。

 今季で5年契約が満了。来季は1年契約となる。16年目の今季は4月28日に登録を抹消されると、7月4日に体調を崩し、「異型狭心症」と診断された。結局、21試合の出場にとどまり、打率.155。「今はだいぶ良くなってきた。ジョギングは30分以上走れるようになった。トレーニングも限界を超える重さは心配だが、その手前ではウエートトレーニングも可能。打撃に関しては全く問題ない」と説明した。現在は投薬と月1回、医師の診察を受けているという。

 2018年は138試合に出場し、打率.329。初のゴールデン・グラブ賞に輝く活躍を見せたものの、19年は95試合、20年は55試合と年々出場機会を減らしている。立浪新監督は「レギュラーはビシエド(一塁)と大島(中堅)だけ」と宣言している。さるチーム関係者がこう言った。

「与田前監督は中堅やベテランから、なかなか若手に切り替えられず、実績のある選手を重宝していたけど、立浪監督は完全に実力主義。外野手のドラフト1位ルーキー・ブライト健太とレギュラー争いをすることになるでしょう」

 来季へ向けて「2月1日のキャンプインからしっかりアピールしたい」と意気込んだが、がけっぷちのシーズンになりそうだ。

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