国際大会で相次ぐ「ロシア除外」強豪国の欠場はスポーツイベントを変えるのか

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 社会学者でスポーツに詳しい現代社会総合研究所の松野弘所長は「集団主義的スポーツを個人主義に転換する時期に来ている」と、こう続ける。

「スポーツを金儲けに利用する最たる国が米国なら、政治利用するロシアは国家ぐるみで禁止薬物を使った。スポーツ最大のイベントである五輪は『平和の祭典』と呼ばれ、クーベルタンが人間の尊厳保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すためにスポーツを役立てようとしたが、政治権力やビジネスと強く結びついてしまった。五輪や国際大会は、国の代表選手がメダルを争うのではなく、選手個人が競い合えば政治とは無縁になる。米国選手のドーピング違反は過度の商業化が招いている。ロシアと事情は違えど、そこにも歯止めをかける必要がある」

 ロシア選手除外は国の責任が大きいとはいえ、スポーツイベントのあり方を変える契機となるか。

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