あぁ、情けない巨人…ヤクルト“村神様”の打撃タイトル取りも全面バックアップのデータ

公開日: 更新日:

 選手の問題だけではないだろう。

 開幕前に優勝候補の筆頭と目されながら、ヤクルトに首位独走を許す4位巨人。敵の主砲で、ファンから「村神様」とあがめられる村上宗隆(22)にも、いいようにやられまくっている。

 チーム関係者が、「昨年もカモにされた。もちろん、チームで対策は練って、被打率にその成果が出ていると言えなくもないんですが……。これだけ肝心なところで打たれては、大きなことは言えません」と自嘲するように、今季の対戦成績は5日現在、打率.257、6本塁打、24打点。打率こそリーグで最も低く抑え込んでいるが、被本塁打はリーグ3位、打点は最も多く献上している。村上の巨人戦の得点圏打率は.400。ここぞというときに、痛打を食らっているわけだ。

「村上は日本球界18年ぶりの三冠王を狙おうかという打者です。持ち前のパワーと勝負強さに確実性が加わった今季、容易には抑えられない。インコースをいかに厳しく効果的に攻めるか、それしかないと思います」

 と、評論家の橋本清氏がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」