オリ“メジャー志望”2人の明暗…山本由は脇腹故障も影響薄、吉田正はポスティングNOの可能性

公開日: 更新日:

 再登板がないまま、日本シリーズが終わった。

 先発した初戦で左脇腹痛を訴え、5回途中4失点で降板したオリックスの山本由伸(24)。山なりのキャッチボールやダッシュなどで調整をしていたものの、再び今シリーズのマウンドに立つことはなかった。

【写真】この記事の関連写真を見る(30枚)

 山本が同箇所を痛めるのは2018、19年に続いて3度目。脇腹の故障は癖になりやすいといわれており、山本のメジャー移籍に影響を及ぼしかねない。

 山本はメジャー志向が強く、球界では「来年オフにポスティングで海を渡るのは、ほぼ確実」とみられているが、メジャー球団は故障に厳しい。

 野球文化学会会長で、名城大准教授の鈴村裕輔氏は「メジャーでは選手は投資の対象という扱いです」とこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差