FW町野サプライズ選出で森保監督が“大化け”期待 イタリアW杯得点王スキラッチのように

公開日: 更新日:

 アキレス腱の損傷でカタールW杯を棒に振ったDF中山雄太(25=英2部)に代わって、追加招集される選手がDFでもMFでもなく、ましてや欧州組でもなかったことは、大きな驚きを持って迎えられた。

 26人目の日本代表メンバーとしてサプライズ選出された湘南のFW町野修斗(23)のことだ。森保一監督の町野招集の意図について「点取り屋は<今が旬>の選手を思い切って抜擢すべし──という思いが伝わってくる」とサッカー関係者が続ける。

「1990年イタリアW杯の開幕前に招集されたイタリア代表のFWスキラッチは、初戦の後半途中に投入されてゴールを決めると大ブレーク。得点王に輝いた。町野が大化けしてスキラッチになってくれたら……という期待を込めて国際経験の豊富なFW大迫やMF原口ではなく、町野の抜擢に踏み切ったともっぱらです」

 左右両足で強シュートが打て、185センチの長身を生かしたヘディングも武器。スピードもスタミナもあり、前線からの守備もいとわない。1トップでも、2トップの一人としてもプレーできる融通性も持っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」