FW町野サプライズ選出で森保監督が“大化け”期待 イタリアW杯得点王スキラッチのように

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 アキレス腱の損傷でカタールW杯を棒に振ったDF中山雄太(25=英2部)に代わって、追加招集される選手がDFでもMFでもなく、ましてや欧州組でもなかったことは、大きな驚きを持って迎えられた。

 26人目の日本代表メンバーとしてサプライズ選出された湘南のFW町野修斗(23)のことだ。森保一監督の町野招集の意図について「点取り屋は<今が旬>の選手を思い切って抜擢すべし──という思いが伝わってくる」とサッカー関係者が続ける。

「1990年イタリアW杯の開幕前に招集されたイタリア代表のFWスキラッチは、初戦の後半途中に投入されてゴールを決めると大ブレーク。得点王に輝いた。町野が大化けしてスキラッチになってくれたら……という期待を込めて国際経験の豊富なFW大迫やMF原口ではなく、町野の抜擢に踏み切ったともっぱらです」

 左右両足で強シュートが打て、185センチの長身を生かしたヘディングも武器。スピードもスタミナもあり、前線からの守備もいとわない。1トップでも、2トップの一人としてもプレーできる融通性も持っている。

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