オリックス“総額50億円”で狙うFA目玉の森&近藤のW獲り あの巨人が裸足で逃げ出す「金満補強」の原資

公開日: 更新日:

「26年ぶりの日本一で宮内オーナーも舞い上がっちゃったのかもしれませんね」

 1996年に日本一になった当時のオリックス球団代表だった井箟重慶氏がこう言った。

【写真】この記事の関連写真を見る(30枚)

 16日、オリックスが西武からFA権を行使した森友哉(27)の獲得を発表。今季年俸2億1000万円の森に対し、ベースとなる年俸だけで4年総額16億円以上といわれる条件で口説いて打ち止めではない。日本ハムからFA権を行使している近藤健介(29=年俸2億5500万円)には6年総額30億円の条件を用意して獲得に動いているという。総額50億円近いカネで、オフのFA市場の目玉2人の両取りをもくろんでいるのだ。

 今オフは吉田正尚(29)、来オフは山本由伸(24)がポスティングを利用してのメジャー挑戦が有力視されている。投打の主力が相次いでいなくなるうえ、ポスティングによる譲渡金が見込まれるとはいえ、今回の大盤振る舞いは尋常じゃない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした