牧原大成の追加招集で広がる侍J「戦術の幅」 守備のスーパーサブが攻撃力ダウン帳消し

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 災い転じて福となるか。

 鈴木誠也(カブス)の負傷辞退のショックが大きいWBC日本代表。代役として、ソフトバンクの牧原大成(30)が緊急招集となったものの、攻撃面での戦力ダウンは免れない。

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 鈴木は代表に選ばれた外野手の中で、唯一の右打者。金メダルを獲得した2021年の東京五輪全試合で4番を務めた大砲の穴埋めは、誰にも務まらないだろう。牧原本人が「鈴木選手の代わりはできない」と話したのも当然である。

 しかし、こと守備面では牧原に軍配が上がる。右翼一本の鈴木に対し、牧原は内野と外野を守れるユーティリティープレーヤー。同じく代表に選ばれているソフトバンクの周東も内外野をこなせるとはいえ、俊足を生かした守備範囲の広さには定評があっても、守備力自体はそこまで高くない。

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