大谷は“調整の延長線上”で驚異の投打パフォーマンス! WBC中国戦でわかった「格の違い」

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 らしくなったのは体に限らない。

 この日は投手として49球。1次ラウンドは65球まで投げられるし、状態も良かったにもかかわらず、上限のはるか手前で降板した。

 エンゼルスのミナシアンGMは、大谷のWBCでの起用法に関して「制限は一切ない」と言ったが、ネビン監督は投手としての起用は先発でリリーフはやらないと明言している。球数にしても制限があったからこその降板だし、大谷自身もまた制限があるのは当然と考えている。

 ダルビッシュ有(36=パドレス)はWBCに臨むメジャーリーガーのスタンスについて「スプリングトレーニングの延長としかみんな思っていない」とコメント。そして前のめり気味の侍ジャパンに「もう少しリラックスして欲しい」と注文した。つまりダルや大谷も含めたメジャーリーガーにとって、本番はあくまでもWBC後に始まるレギュラーシーズンなのだ。

■「調整の延長線上」

 大谷は前日会見で、投手としてどれだけのパフォーマンスを出す自信があるかという問いにこう答えている。

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