WBC中国戦は“二刀流”大谷の独り舞台!決め球温存で余裕のゼロ封、打でも適時二塁打の貫禄

公開日: 更新日:

 侍ジャパンの大谷翔平(28=エンゼルス)が格の違いを見せつけた。

 WBC初戦の9日、「3番・投手」のリアル二刀流で出場。東京ドームを埋め尽くした4万1616人の大観衆に迎えられて初戦のマウンドに立つと、中国打線を4回1安打無失点5奪三振と完璧に封じ込んだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(25枚)

「本来の大谷の力を考えれば、状態は良くなかった。本人が試合前に『緊張はすると思う』と言っていた通り、硬さがありました。直球はMAX160キロをマークしたものの制球が安定しない。そこで、調子の良かったスライダー中心の投球に切り替えて、結局は中国打線を寄せ付けなかった。投じた49球のうち、真っすぐが20球でスライダーが26球。決め球のフォークは1球、メジャーで威力を発揮するツーシームは2球。先を見据えて伝家の宝刀を温存する、余力を残した投球でした」(評論家の橋本清氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」