巨人エース菅野がずるずる“軟投化”する悪循環…3回途中5失点で「直球」たったの15球

公開日: 更新日:

 これで、初回に6失点KOされた7月17日のヤクルト戦から4試合連続勝ち星なしの3連敗。1日のヤクルト戦で8回1失点と復調の兆しを見せたのも束の間、再び「限界説」にさらされることになった。

「菅野も10月で34歳。誰にでも衰えは来る。変化球主体の投球をするにしても、真っすぐを使ってこそ。球威は落ちても、それを生かす方法はあるでしょう。しかし、菅野はこれまで、スピードと球威で抑えてきた投手。それだけに、すぐにモデルチェンジというわけにはいかない。本当に正念場を迎えていると思う」(高橋善正氏)

■坂本も途中交代

 巨人は菅野の降板後、4番・岡本和真の3試合連続、ここ6試合で9本目となる本塁打などで接戦に持ち込んだものの、1点差で敗戦。三回には、「2番・遊撃」で先発出場していた坂本勇人に代打が送られた。右太もも肉離れから復帰したばかりの下半身に、再び異変が生じた可能性が高い。

 菅野と坂本がこの状態では、9ゲーム差に開いた首位の阪神の背中はかすむばかりである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?