日本ハム吉田輝星が今季初の一軍登板 二軍生活で得た「新たな武器」と芽生えた自覚

公開日: 更新日:

 緊張感の少ない場面だったとはいえ、上々の滑り出しだったのではないか。 

 25日の西武戦に今季初登板した日本ハム吉田輝星(22)のことだ。5点ビハインドの八回に登板すると、先頭のマキノン(28)、続く渡部健人(24)から三振を奪い、3人目の外崎修汰(30)を三ゴロに打ち取った。

 開幕一軍に漏れてから二軍暮らしだったが、昨季にない武器を手に入れたという。吉田は日刊ゲンダイの直撃取材に対し、こう言っていた。

「カットボールを6月頃に前に覚えました。直球の状態が悪かったから、とりあえずカットボールでカウントを取りたいなと。不調の副産物ですね。いろんな投手の投げ方を研究しました。もともと調子が良くないときは直球が自然にカットしていたから、いっそのことカットボールを投げてみようと。打者からすると直球に見えるし、自分としても投げやすいです」

 この日はカットボールを投げなかったため、投球の可能性は未知数だ。

■「任された場所で力を発揮したい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした