日本ハム吉田輝星が今季初の一軍登板 二軍生活で得た「新たな武器」と芽生えた自覚

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 緊張感の少ない場面だったとはいえ、上々の滑り出しだったのではないか。 

 25日の西武戦に今季初登板した日本ハム吉田輝星(22)のことだ。5点ビハインドの八回に登板すると、先頭のマキノン(28)、続く渡部健人(24)から三振を奪い、3人目の外崎修汰(30)を三ゴロに打ち取った。

 開幕一軍に漏れてから二軍暮らしだったが、昨季にない武器を手に入れたという。吉田は日刊ゲンダイの直撃取材に対し、こう言っていた。

「カットボールを6月頃に前に覚えました。直球の状態が悪かったから、とりあえずカットボールでカウントを取りたいなと。不調の副産物ですね。いろんな投手の投げ方を研究しました。もともと調子が良くないときは直球が自然にカットしていたから、いっそのことカットボールを投げてみようと。打者からすると直球に見えるし、自分としても投げやすいです」

 この日はカットボールを投げなかったため、投球の可能性は未知数だ。

■「任された場所で力を発揮したい」

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