阪神が勝てば勝つほど恥辱にまみれ…ソフトバンクに見え始めた“金満”巨大球団の弊害

公開日: 更新日:

 阪神のマジックナンバーは「21」。2位の広島に7ゲーム差をつけ、独走態勢に入っている。

 阪神の快進撃を支えているのが投手陣だ。失策数はリーグワーストの67を記録しながら、チーム防御率はリーグ唯一の2点台(2.73)をマーク。岡田彰布監督(65)が思い描く「守り勝つ野球」を体現させている。

 そんな阪神を苦々しく思っているのがソフトバンクではないか。直近の楽天戦で3タテを食らい、まさかの借金生活に転落。球界随一の潤沢な資金力と圧倒的な戦力を有しながら、Bクラス転落の危機に瀕している。

■阪神の加治屋蓮と大竹耕太郎は元ソフトバンク

「阪神で大車輪の活躍をしている投手2人は、もともとウチの選手だったんです。不甲斐ない気持ちになりますよ」とは、ソフトバンクOB。2名とは、今季46試合で1勝3敗16ホールド1セーブ、防御率2.38の加治屋蓮(31=13年ドラフト1位)と、チーム最多の9勝(1敗)を挙げ、防御率2.04の大竹耕太郎(28=17年育成ドラフト4位)だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘