岡田監督は硬軟織り交ぜコミュニケーション 選手と気軽に雑談もコーチには前任時同様の強権

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 岡田監督は試合中、展開を予想したり、「なんであそこに投げるんや」などと常にブツブツ言っているという。

「試合中の岡田監督のボヤキにやりたい野球のヒントが隠されているので、コーチ陣は一言一句、聞き漏らすまいと、耳をそばだてているそうです」(同)

 遠征先の宿舎では夜な夜な、“ミーティング”が行われる。

「岡田監督は外で飲むことが減った分、宿舎の食事会場でグラス片手にコーチ陣と野球談議をしている。『アイツの打順は下げたほうがええなあ』などと翌日の作戦を練ることもあるそうです。今季2位に躍進した広島には少なからず脅威を感じていたようで、広島遠征時はグチも増えたようです。当初は多くのコーチ陣がこの酒盛りに付き添っていましたが、基本的には平田ヘッド、水口打撃コーチ、馬場内野守備走塁コーチがお供をすることが多いと聞いています」(同)

 硬軟織り交ぜてチームを優勝に導いた岡田監督は、目前に迫るCS、日本シリーズに加え、来季に向けた編成、補強プランも温めている。 =つづく

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