水球・浦映月の高校進学は…「石川県にはおまえが必要だ」恩師の説得で“全国常勝”の男子部に

公開日: 更新日:

 1年時に日本代表入り。代表合宿や遠征のため、高校に通えた日数は全体の半分ほどだった。それでも、「結果的には金沢工高を選んで大正解でした。あれほど恵まれた練習環境は他になかったと思います」と断言する。

■秀明大でカルチャーショック

 卒業後の進路を秀明大に選んだのも、無論のこと水球を第一優先に考えた結果だ。

 同大は2015年に水球部を創部してからというもの、16年から現在まで日本選手権を7連覇中。また、日本で唯一の女子水球専用施設「ウォーターポロアリーナ」を保有するなど、環境は日本一といっても過言ではない。

 すでに日本代表としてプレーするなど、それなりの自信を持って始まった新生活だったが、当初は戸惑うこともあった。

「“秀明水球”がまったく分からなかったんです。石川県にいた頃は私がチームの中心で、みんなが私にボールを集めて、全て自分でやる、という感じだったので。でも、秀明水球は選手全員の力を引き出すようなプレースタイルが求められました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  3. 3

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  4. 4

    清原果耶「初恋DOGs」にファン失望気味も…《低視聴率女王》待ったなしとは言い切れないウラ事情

  5. 5

    会議室で拍手が沸き起こったほどの良曲は売れなかった

  1. 6

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  2. 7

    兵庫は参院選でまた大混乱! 泉房穂氏が強いられる“ステルス戦”の背景にN党・立花氏らによる執拗な嫌がらせ

  3. 8

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  4. 9

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  5. 10

    新横綱大の里が直面する「遠方への出稽古慣れ」…車での長距離移動は避けて通れない試練に