西武・髙橋光成は挑戦の思いを強調 メジャーでの勝算と移籍の可能性

フォーム改良が大当たり（Ｃ）共同通信社

　追い風もある。

「今年のFAマーケットでは先発投手を獲得したいチームが多くあり、売り手市場になります。先発ローテーションの3、4番手は担えると思いますし、最低でも3年3000万ドル（約45億円）、最大で4年5000万ドル（75億円）くらいの契約を勝ち取れる可能性はあります」（前出の友成氏）

　西武が一転してポスティングを容認する可能性もゼロではない。友成氏は西武のチーム事情を考慮し、こう指摘する。

「前出の金額で契約できれば、最低でも9億前後の譲渡金が球団に入ります。もともと西武は、松坂大輔や菊池雄星の時の様にポスティングで潤ってきた歴史がある。今季は極端な貧打に苦しみましたが、譲渡金で助っ人を獲得し、打線を改善できる。そのメリットをどう考えるかでしょう」

　エースをとるか、カネをとるか。