今永昇太にも“由伸バブル”が波及 先発の目玉右腕逃した球団がズラリ方向転換と米メディア

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 山本、スネルを逃した金満球団が今永にシフトすれば、激しい争奪戦に発展するのは必至。これらの球団には山本獲得資金が残っているだけに、今永の市場価値が高騰する雲行きだ。

■日増しに高まる市場価値

 メジャーでも貴重な左腕とはいえ、今永はMLB公式サイトが11月に発表したFAランキングで全体15位、先発投手では8位。スポーツ専門サイト「アスレチック」の予想では4年総額5200万ドル(約75億円)で、昨オフ、メッツにFA移籍した千賀滉大の5年7500万ドル(当時のレートで約102億円)をはるかに下回る契約規模だった。

 しかし、ここにきて今永の市場価値は日増しに高まっており、MLBネットワークのジョン・モロシ記者は13日、自身のSNSで「メジャー関係者の間では、年平均2000万ドル(約29億円)規模になると予想されている」と明かした。

 仮に5年契約なら総額1億ドル(約144億円)となり、昨オフの千賀を上回る大型契約になる可能性もある。メジャーのFA市場は日本人バブルが叫ばれているが、今永は由伸バブルか。

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