G.G.佐藤は北京五輪で“戦犯”に…ロッテ佐々木朗希は?「自費キャンプ」先輩選手の同年成績(後編)

公開日: 更新日:

 一部報道でロッテ佐々木朗希(22)が球団にポスティングによるメジャー挑戦を要望していると報じられた。

 キャンプインまで1週間を切る中、契約に関する動向がハッキリせず、「自費キャンプ」の可能性もあるという。
 これまでも自費キャンプを行った選手はいたが、彼らはその年はどのような成績を残しているのか、調べてみた。今回はその後編。
 
  ◇  ◇  ◇ 
 
西武・野手 G.G.佐藤(08年、09年)

 ルーキーイヤーから契約保留をしていたG.G.佐藤。07年は136試合で486打数136安打、打率・280、25本塁打をマーク。

 契約更改では球団と金銭面の折り合いがつかず、パ・リーグ会長に年俸調停を申し立てるなどしたが断られ、2月下旬に行った9度目の交渉の末、2400万円増の3700万円+出来高500万円でサインした。

 08年は105試合で388打数117安打、打率・302、21本塁打をマーク。ペナントレースは奮闘したが、しかし、出場した北京五輪では守備で精彩を欠き、「世紀の落球」事件を起こして日本中から「戦犯」として大バッシングを浴びた。同年オフも契約更改で揉め、2年連続で自費キャンプを選択。09年2月末に年俸6700万円+出来高500万でサインした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々