ロッテ佐々木朗希は本当に「中6日で1年」ローテ守れる?今季初登板5回95球が示す体力不安

公開日: 更新日:

 5回6安打1失点──数字だけ見ればまずまずでも、95球という球数はいただけない。

 31日の日本ハム戦に先発したロッテ佐々木朗希(22)。初回こそ8球で抑えたものの、二回以降はボール球が増え、ファウルで粘られ始める。満塁のピンチをつくった三回は、この回だけで34球。要所こそ締めたが、早くも肩で息をしていたほどだ。

 佐々木はこの日が今季初登板。ゾゾマリンの気温も14時の時点で23.6度と夏日の影響もあったにせよ、そもそも体力不足を指摘されてきた選手である。

「初回は低めに決まっていたが、徐々に高めに浮き始め、ストライクとボールがはっきりするようになってしまった。四回は三者凡退だが、19球を要した。体力不足で、制球と球威が落ちていたのは明白です」(球団OB)

 昨季終了後は球団にポスティングの許可を迫ったといわれており、早ければ今オフに渡米する可能性がある。この日は米スカウトが大挙。メジャーで投げたいのならば、吉井監督に言い渡された「中6日で1年間、先発ローテ死守」はクリアして当然だが、のっけからこの調子では果たして体力がもつかどうか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ