「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

公開日: 更新日:

 日本プロ野球の投手の平均球速は、ここ数年で飛躍的に上がっている。筒香が海を渡る直前の19年、144キロだった直球の平均球速は、昨年のデータでは146キロ超にまで上昇した。特にリリーフ陣は150キロを超える真っすぐを投げるのが当たり前で、巨人のストッパー・大勢は開幕早々に自己最速となる160キロを記録。

 昨年、元巨人ヘッドコーチ・岡崎郁氏のYouTubeチャンネルに出演した前DeNA監督のラミレス氏も、「彼(筒香)は150キロ以上の球を打つのが苦手です。筒香のタイミングじゃないんです」と、はっきり口にしている。

「プレースタイルを考えれば、日本にいる方が合っている。パではなくセがいい。そこまで球が速くないので」とも言っていたが、筒香が26年ぶりのリーグ優勝を目指すDeNAの救世主になれるか、懐疑的な声は少なくない。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 巨人は既定路線かと思われていた筒香獲得に失敗した。
 
 関連記事【続きを読む】…では、「獲得失敗がチームにとってむしろプラスに働く理由」や、失敗という事実が突き付ける「深刻問題」について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明