DeNAドラ1度会隆輝 ナインを仰天させるグラウンド外の「天然ぶり」

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「ビックリしました」

 こう言うのはDeNAの佐野恵太(29)。11日の練習後に行われた子供向けの野球教室の際、隣にいたドラフト1位の度会隆輝(21=ENEOS)が突然、尾崎豊の歌を熱唱し始めたからだ。

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 佐野がほほ笑みながら続ける。

「いいんじゃないですかね。明るいですし、いい意味で“もってる”人間なんだろうなと思います」

 仲の良い2年下の松尾汐恩(19)が部屋を訪れた際にも美声を披露。松尾がその動画を撮影するなどして楽しんでいる。

 そんな度会の天真爛漫ぶりに、ナインは驚くことしきりだ。試合中はベンチから、とにかく大きくて高い声でナインを鼓舞。主砲の牧秀悟(25)は「明るいですね。『若さ』はありますけど、誰とでも話をしようとしています。僕にも話しかけてきますよ。技術? きれいなスイングをしていると思います。プロは社会人時代と試合数が違うなど、年間を通して違った感じになる。気づいたことがあれば伝えていきたい」と言えば、右腕の中川虎大(24)もこう言って舌を巻く。

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