前DeNAバウアーなりふり構わずメジャー復帰懇願も…結局「日本プロ野球」出戻りに現実味

公開日: 更新日:

 メジャー復帰という逆転満塁サヨナラホームランをかっ飛ばせるか。答えはおそらく「ノー」である。

 8日、前DeNAトレバー・バウアー(33)がX(旧ツイッター)で、再三のメジャー復帰アピールをした。

 米国のレジェンド打者、ゲーリー・シェフィールドの息子、ジュニア氏がXで「バウアー獲得にリスクはない」と擁護。バウアーはそれを引用し、

「メジャー最低年俸でいい。勝ちたいが破産したくない球団にとって、私はひとつの選択肢だ」

 と言ったのだ。

 とはいえ、2020年のサイ・ヤング賞右腕がこれだけ声を大にして訴えているのは、メジャー球団との契約が絶望的なことの裏返しでもある。

 何よりも敬遠されているのは、思ったことを言わずにはいられない性格だ。球界で「暗黙の了解」だった投手の粘着物の暴露が、その代表。日本で死亡事故を起こし、禁錮3年の実刑判決を受けた米軍将校が移送先の米国で仮釈放された時も、「おかえりなさい!」と祝福し、日本人ファンからの反発を買った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー