日本ハム新庄監督「続投」のカギ握る清宮幸太郎…鳴かず飛ばずで迎えた高卒7年目で覚醒なるか

公開日: 更新日:

 日本ハム清宮幸太郎(25)が前半最終戦で大爆発である。

 昨21日のロッテ戦に「6番・一塁」で出場。二回の第1打席で左翼フェンス直撃の二塁打を放つと、四回の第2打席は内野安打。五回の第3打席は四球、同点の七回の第4打席で今季2号の勝ち越しソロを放った。
あと「三塁打でサイクル安打」達成で迎えた九回にはロッテの守護神・益田から2打席連発となる3号2ラン。「サイクル超え」の一発を右翼席に叩き込み、2位ロッテに1ゲーム差に迫る3位で前半戦を終えた。

 早実時代の2017年に高校通算111本塁打を放ち、「フィーバー」を巻き起こしたのも今は昔。鳴かず飛ばずのまま高卒7年目を迎えた。清宮がこの調子で後半戦も打ちまくり、日本ハムを2位に導くようなら、2年連続最下位からの大躍進である。

 就任3年目で単年契約が切れる新庄剛志監督(52)も、2位なら続投の可能性が高まるというものだ。崖っぷちの大砲が、後半戦も奮起して指揮官の「延命」を手助けするかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー