佐々木朗希“強行突破”のドジャース入りには大きなリスク…タンパリング疑惑が異常事態に突入

公開日: 更新日:

 今季チーム最多の11勝をマークした2年目のストーン(26)は10月に右肩の手術を受けて来季絶望。7月には前年9月にメジャーデビューしたハート(26)がトミー・ジョン出術を受けることが明らかになった。メジャーデビューした23年に11勝したミラー(25)は肩を痛めて今季は2勝(4敗)。ビューラー(30=ドジャースからFA)は21年に16勝(4敗)するも、翌年に2度目のトミー・ジョン手術を受けてパッとしない。22年に16勝(1敗)したゴンソリン(30)は翌年、トミー・ジョン手術。先発右腕のメイ(27)も21年に同手術を受けた。いずれも生え抜きの投手だから、育成法や起用法に問題があるのか。

 佐々木はここまで5年間、離脱を繰り返して一度も規定投球回数に達したことがない。これから本格化するであろう投手にとって、ドジャースはマッチするチームとは言えないのではないか。

 ただでさえタンパリング疑惑がある中、“強行突破”するにはあまりにリスクは大。とりあえず、投手陣の育成や起用に定評のある球団に移籍。ドジャースなどのビッグクラブに行くのは、実績を積んで市場価値を高めてからでも遅くはないだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動