広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

公開日: 更新日:

 大瀬良が続ける。

「僕はこれまでもフォークは投げていたんですけど、戸郷君の方が落ち幅が大きく、空振りが取れる。僕は奪三振が少なく(98=昨季)、空振りが取れなかったから、戸郷君のようなフォークを投げられたら大きなプラス。僕のカットも戸郷君のフォークも、簡単に投げられたら苦労しないんですけど、5日は結構いい感触だった。お互いモノにできたら、僕の方がラッキーかもしれないですね(笑)」

 大瀬良は昨季、6月にノーヒットノーランを達成するなど、前半戦終了時点で防御率0.82という驚異的数字をマーク。シーズン通算も1.86の好成績だった一方、9月は0勝3敗、防御率5.31と失速した。年間を通しての活躍はもちろん、2年ぶり6度目の開幕投手を狙う上でも、戸郷の「伝家の宝刀」をモノにしたいところだ。

  ◇  ◇  ◇

 昨季は貧打線に泣いた広島だが、来季は改善の兆しが見えている。広島にとっての「嬉しい大誤算」があったからだ。いったいどういうことか。いま、何が起きているのかーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし