巨人・桑田二軍監督がエース戸郷の復活後押し 課せられる「次の重要任務」とは?
「改造より修正」
「戸郷が二軍に落とされるたび、阿部監督に再生を頼まれる桑田二軍監督は『ブン投げて力で抑える投球はもう卒業しよう』と戸郷に提案。『狙ったところに投げる』『打者のタイミングを外す』『投球術でアウトを取る』といった重要性をアドバイス。シーズン中で大改造する時間はないため、『マイナーチェンジ』で復活に導く策を取った。戸郷の復活により、二人三脚でやってきた桑田二軍監督の評価が、球団内で上がっています」
さらに、今季1勝(1敗)の田中将大(36)の“再生工場”にも、桑田二軍監督が携わっているという。
「マー君の場合は久保巡回投手コーチが春のキャンプからメインで『魔改造』を施しているものの、桑田二軍監督がフォロー役として、マー君の再生を期待されている。最近も『フォークの精度を上げれば勝てる』といったアドバイスで自信を持たせていました。今の状態から上積みしていこうというスタンスで、改造というより修正という感じ。一軍昇格前のマー君も熱心に耳を傾けていました」(同)
田中将は21日のヤクルト戦に先発予定。一軍復帰後は勝ち星こそついていないものの、7日のヤクルト戦で6回途中2失点、13日の中日戦で5回3失点と、決して内容は悪くない。もし悲願の200勝に導くようなら、桑田二軍監督の評価はさらに上がりそうだ。