フィギュア日本勢のミラノ五輪メダル取りに立ちはだかる米ロの刺客
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ米国杯(レークプラシッド)は日本時間17日、女子フリーを行い、SP首位の渡辺倫果(23)が得点を伸ばせず、合計210.96点で2位。GPシリーズ上位6人によるファイナル進出はお預けとなった。
今季は来年2月開幕のミラノ・コルティナ冬季五輪のプレイヤー。ミラノ大会を最後に現役引退を表明している坂本花織(25)らにメダル獲得が期待されているものの、五輪本番では米ロの刺客が立ちはだかる。
米国からは2024年世界選手権2位のイザボー・レビト(18)。大技を駆使した派手さはないものの、安定したスケーティングには定評があり、米国の次期エース。昨季終盤から両かかとの故障に苦しんできたが、今季はGPシリーズフランス杯こそ4位に終わったものの、同カナダ杯では中井亜美(17)を抑えて2位に入り、完全復活をアピールした。ミラノ五輪代表入りが確実視されている。
一方、ウクライナへの軍事侵攻で国際大会の出場禁止の制裁を受けているロシアではアデリア・ペトロシャン(18)が強敵だ。


















