フィギュア坂本花織ミラノ五輪へ一縷の望み…「正攻法」だと開催中のNHK杯表彰台がマスト
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズNHK杯(大阪)が、7日に開幕。日本勢では2022年北京五輪銀メダルの鍵山優真(22)、銅メダルの坂本花織(25)の男女エースが出場する。
GPシリーズ初戦フランス杯で初出場初優勝した中井亜美(17)の後塵を拝した前世界女王の坂本にとって、上位6人が進出し、年間王者を決めるGPファイナル(12月4日開幕=名古屋)出場に向けて最低でも表彰台がノルマになる。
今季は中井以外にも、第3戦カナダ杯でGP初優勝の千葉百音(20)、フランス杯3位の住吉りをん(22)、第2戦中国杯3位の渡辺倫果(23)らの若手、新鋭が台頭。日本勢同士による熾烈なファイナル進出争いが繰り広げられている。
ファイナルの日本勢上位2人は来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表選考の対象となる。今季限りでの引退を表明している坂本としては、まずはファイナルに進出して結果を残したいところだが、仮に進出を逃しても、逆転は十分に可能だ。


















