田中希実が女子1500mで前人未到の7連覇! 豊田自動織機への再入社で目指す“恩返し”

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 これぞ「王者」のスパートだ。

 14日に行われた陸上日本選手権・女子1500メートル決勝。12日の5000メートルで大会5連覇を逃した田中希実(26)が、圧巻の走りを見せた。

 5000メートルではゴール直前40メートルで山本有真に逆転されたが、この日は、序盤は様子見。トラックを1周した時点で最後尾の12位だった。

 しかし、そこからきっかり半周、残り900メートルとなるや、アクセルをベタ踏みしたかのような猛スパート。わずか十数秒で11人を抜き去ってトップに躍り出ると、最後は独り旅でゴールを迎えた。

 これで前人未踏の大会7連覇。女王の本領発揮である。

 田中は今年4月、豊田自動織機に再入社した。大学卒業後の2022年、同社に就職するも翌23年に退社。当時、田中は「自分自身の甘えでハングリー精神が失われてきた」と語っており、より競技に専念するためプロに転向した。

 もっとも、豊田自動織機とはケンカ別れしたわけではなく、退社後もサポートを受けるなど関係は良好。田中も再入社の際に「支援があったから、プロとしての活動を充実させることができた」と感謝していた。

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