佐々木朗希は「TJ手術不可避」なのか…160kmと“大きすぎるテイクバック”の代償は渡米前から指摘されていた
大谷や山本由伸(26)のボスでもあるドジャースのプライアー投手コーチは現役時代、160キロの速球を武器に「ネクスト・ロジャー・クレメンス(160キロの速球を武器に通算354勝、サイ・ヤング賞7回の剛腕)」の異名をとったが、右肘を痛めてメジャーで投げたのは5年間に過ぎなかった。
これだけ多くの剛腕が右肘の手術を余儀なくされたり、短命で終わっているのは、160キロの速球を投げる負荷が、いかに大きいかを物語っている。
大谷は昨年暮れのNHKのインタビューで、武器のスイーパーに関してこんなふうに話している。
「ケガをして初めて分かるが、球速が上がることは、それだけトルク(力)がかかる。肘にかかるトルクも大きくなるので」
球速が上がれば上がるほど、肘にかかる負荷が大きくなるのは速球も一緒だろう。
ただでさえ、160キロ超の速球を投げる投手の多くが肘を故障しているうえ、メジャースカウトによれば佐々木の投球フォームは肩肘への負担が大きいのだ。それだけに本人がどれだけ故障にナーバスになろうが、160キロの速球を武器にするスタイルである以上、「右肘靱帯の修復手術は避けられない」との声が上がるのも無理はない。


















