反社会勢力と切っても切れない関係性 100年超える歴史の膿

公開日: 更新日:

 闇営業報道に端を発した一連の騒動は、当初のスキャンダルから、いつのまにか吉本興業と芸人の契約実態やパワハラ疑惑など、吉本興業の体質批判にまで燃え広がっている。

 社会が興味を持つのは当然だが、その中で置き去りにされているのが、最初のきっかけであり、最も重要な問題でもある「反社とのかかわり」についてだろう。実はこの点について言えば、現在の吉本興業が反社勢力の排除のために戦ってきたという事実はあまり知られていない。まず、この大前提を知っているかどうかで、今回の騒動の見方も変わってくるはずだ。

 確かに創業の時代から、吉本興業と反社勢力が深い関係にあったのは紛れもない事実。実質的な創業者である吉本せいは、人気芸人の専属契約を取るために山口組2代目・山口登組長に協力を依頼し、山口組長はこのトラブルがもとで襲撃され死去している。昭和の吉本に君臨した林正之助元会長と、山口組3代目・田岡一雄組長との関係もあまりにも有名だ。

 芸能とやくざの歴史を見れば、社会や時代がそうだったという話でもあるのだが、いずれにせよ現在では決して許される関係ではない。「だから、吉本は今も反社と関係が深い」と思われても仕方ない部分はある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が参院自民にイライラMAXで爆発寸前! 予算案の年度内成立断念で身内に八つ当たりの醜悪

  2. 2

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  3. 3

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  4. 4

    武豊プロミストジーンを勝利に導く「第3回兵庫女王盃(JpnⅢ)」~園田競馬

  5. 5

    地方での「高市効果」に限界か…東京・清瀬市長選で自民現職が共産候補に敗れる衝撃

  1. 6

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 7

    第2子妊娠の倖田來未が18年前の“羊水発言”蒸し返されるお気の毒…SNSには「擦られすぎ」と同情の声

  3. 8

    ナフサ供給に暗雲で迫る医療危機…それでも高市政権「患者不安」置き去りの冷酷非情

  4. 9

    Wソックス村上宗隆にメジャーOB&米メディアが衝撃予想 「1年目にいきなり放出」の信憑性

  5. 10

    全国模試1位の長男が中学受験、結果は…“ゲッツ‼”ダンディ坂野さんに聞いた 子への接し方、協力の仕方