著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

SNSの依存性はタバコ並み? アメリカの訴訟に熱い視線

公開日: 更新日:

 「依存性が高いSNSがユーザーを傷つけている」という、テック大手を相手どった訴訟がアメリカで始まり、SNSがタバコのように規制対象になるのか!?と、大きな反響を呼んでいます。

 現在アメリカでは、フェースブックとインスタグラムのメタ、スナップチャット、TikTokを相手取って、複数の集団訴訟や州単位の訴訟が進行中です。そのうち、20歳の女性を原告とする最初の公判が、ロサンゼルスで始まりました。

 訴えの内容は、「SNSはタバコのように、子供達に依存症を引き起こす」というものです。

 原告は、SNSがユーザーの利用を増やすための、無限スクロール、動画の自動再生、アルゴリズムによるおすすめ表示などが、やめたくてもやめられない過剰使用につながっていると主張。その結果生まれた依存が、うつ病、不安、摂食障害、自傷などの問題を引き起こしたとして、こうした機能自体の設計変更を要求しています。

 しかし、ユーザーの滞在時間やクリックが広告収入に直結する、現在のビジネスモデルを考えると、テック大手からは強い抵抗が予想されます。

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