著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【イチゴ】低カロリーで美肌や免疫、血管強化に役立つ

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 その鮮やかな赤色と甘酸っぱい味わいから、日本でも幅広い世代に親しまれているイチゴ。18世紀フランスの宮廷庭園に植えられていた2種(北米原産のバージニアイチゴと南米チリ原産のチリイチゴ)が偶然交雑したことにより誕生した「オランダイチゴ」に由来すると考えられています。

 日本へは江戸時代末期に伝わり、当初は観賞用として扱われていました。その後、明治期に入ると食用としての栽培が広まり、特に戦後は品種改良が進み、現在のように甘くて食べやすいイチゴが普及しました。

 また、本来は春から初夏にかけて旬を迎える果物ですが、日本ではハウス栽培の技術によって冬にも楽しめるようになり、クリスマスケーキにイチゴが使われる文化も定着しました。

 名前の由来には諸説ありますが、「いち(市)」で売られていたことに由来する説や、木ではなく草に実ることから「草の実=イチゴ」と呼ばれるようになったとする説が知られています。

 文部科学省によれば、イチゴの可食部100グラムあたりには約60ミリグラムのビタミンCが含まれ、成人1日推奨量の約6割を一度に摂取することができます。ビタミンCは抗酸化作用を有し、皮膚や免疫機能の維持に関与する栄養素です。また、イチゴの赤色成分であるアントシアニンはポリフェノールの一種で、活性酸素の除去や血管機能の維持に役立つ可能性も!

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