抜歯ができなくなる! 麻酔薬不足で歯科医から悲鳴が…混迷するイラン情勢も追い打ち

公開日: 更新日:

 イラン情勢の混迷により、石油由来の医療資材の供給に支障が生じ始めている。特に悲鳴を上げているのは、歯科医だ。問題となっている麻酔薬不足が一層、悪化する恐れがあるのだ。

 千葉県内の医師・歯科医師で構成される「千葉県保険医協会」は先月11日、歯科用の麻酔薬等が入手困難な状況が続いているとして、薬剤不足に関するアンケート調査の結果を公表した。会員から200件の回答が集まり、薬剤の不足を「感じている」との回答は、93.5%にあたる187件に上った。

 自由意見欄では「どの医院も麻酔薬がギリギリ」「麻酔なしで診療せざるを得ない」など悲痛な声が寄せられた。

■主要メーカーの生産が滞り

 なぜ、麻酔薬の供給が不安定になっているのか。主な要因は、主要メーカーの生産が昨年9月から滞っていることだ。製造設備を更新した際にシステムトラブルが発生し、現在まで生産体制が回復していない。また、麻酔薬の薬価が低いため、製造会社が必要最小限しか生産したがらないことも一因となっている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が参院自民にイライラMAXで爆発寸前! 予算案の年度内成立断念で身内に八つ当たりの醜悪

  2. 2

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  3. 3

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  4. 4

    武豊プロミストジーンを勝利に導く「第3回兵庫女王盃(JpnⅢ)」~園田競馬

  5. 5

    地方での「高市効果」に限界か…東京・清瀬市長選で自民現職が共産候補に敗れる衝撃

  1. 6

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 7

    第2子妊娠の倖田來未が18年前の“羊水発言”蒸し返されるお気の毒…SNSには「擦られすぎ」と同情の声

  3. 8

    ナフサ供給に暗雲で迫る医療危機…それでも高市政権「患者不安」置き去りの冷酷非情

  4. 9

    Wソックス村上宗隆にメジャーOB&米メディアが衝撃予想 「1年目にいきなり放出」の信憑性

  5. 10

    全国模試1位の長男が中学受験、結果は…“ゲッツ‼”ダンディ坂野さんに聞いた 子への接し方、協力の仕方