「男性機能の『真実』」永井敦著

公開日: 更新日:

 勃起したペニスを見るなんてぞっとする――。泌尿器科医になった頃はそう思っていた筆者だが、ひょんなことからEDの研究に取り組み始めた。国内の“ED治療の雄”といわれていた東邦大学大森病院で一流の診療技術を学び、「これからは射精の時代だ」という言葉に誘われ、古巣の岡山大学で射精の研究にのめり込むように。その中で、勘違いも多い射精について、「真実」を知ることになる。

 近年、勃起障害(ED)の治療は、性生活の充実や妊娠を可能にするだけでなく、血管の若返り、記憶力アップ、糖尿病などで傷ついた神経の回復などに効果があることが明らかになっている。また、EDは重大病の発見にもつながる。恥ずかしいからと、放置しておいていい状態ではないのだ。男性機能への認識が、間違いだらけであることに気付かせてくれる一冊。(ブックマン社 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  2. 2

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  3. 3

    九州国際大付野球部で暴力事件 楠城監督が日刊ゲンダイに明かした「不祥事」への言い分

  4. 4

    駐車トラブルの柏原崇 畑野浩子と離婚

  5. 5

    江角マキコさん「落書き騒動の真相」を初めて語る…人気YouTuberの配信に抗議

  1. 6

    クビになってからの逃避行 ミニカーファンの同志30人とエコノミーでドイツへ飛んだ

  2. 7

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  3. 8

    石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ

  4. 9

    レベルの低い“寄せ集め集団”を見渡し、失った自信を取り戻した感覚があった

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった