「考え方」稲盛和夫著

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「もう、駄目だという時が仕事の始まり」と、著者は社内で言ってきた。京セラを創業したばかりのころ、新規客の開拓のために飛び込み営業を続けていた。ある大手電機メーカーをいきなり訪問し、真空管製造部門の技術者に会いたいと頼んだが、守衛に門前払いされた。何度目かでようやく会えたのだが、「うちは財閥系企業だから、セラミック製品は系列企業から買う。京セラのような系列でもなく実績もない無名の会社からは買わない」とけんもほろろに断られた。だが、諦めずに挑戦し続けた結果、京セラはその企業から受注することに成功したのだ。

 人生を切り開く考え方を教えてくれる稲盛哲学が詰まった一冊。

(大和書房 1500円+税)

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