「マラヴィータ」主演 ロバート・デ・ニーロ

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 誰もが自分の暮らす地域に溶け込み、円満に暮らしたいと思っている。ロバート・デ・ニーロ(70)が本作で演じる元マフィアの父親も引っ越し先で努力するものの、子どもたちはかつての自分と同じようにトラブルを起こすし、過去のしがらみからも逃れられない。

――「タクシードライバー」などを共に送り出してきたマーティン・スコセッシ(70)が製作総指揮となり、再タッグを組んだ新作がアクションコメディーとは驚きました。

「マフィアものでありながら、誰もが共感できる家族の話です。NYの元ボスが仲間全員を警察に密告し、家族ともども証人保護プログラムに入ってフランスに送られるという設定も、少し超現実的に映るかもしれないけど、調べたら現実にあり得ることだったんだ。マーティンにリュック・ベッソン(監督・脚本)と、気心の知れた仲間との仕事はとても楽しく、全力を尽くすことができ、これは面白くなるぞと思ったよ」

――映画出演のペースは一向に減らず、老いてますます盛んですが、今回演じた老父のように自伝を書いて人生を振り返るようなことはありますか?

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