「マラヴィータ」主演 ロバート・デ・ニーロ

公開日: 更新日:

 誰もが自分の暮らす地域に溶け込み、円満に暮らしたいと思っている。ロバート・デ・ニーロ(70)が本作で演じる元マフィアの父親も引っ越し先で努力するものの、子どもたちはかつての自分と同じようにトラブルを起こすし、過去のしがらみからも逃れられない。

――「タクシードライバー」などを共に送り出してきたマーティン・スコセッシ(70)が製作総指揮となり、再タッグを組んだ新作がアクションコメディーとは驚きました。

「マフィアものでありながら、誰もが共感できる家族の話です。NYの元ボスが仲間全員を警察に密告し、家族ともども証人保護プログラムに入ってフランスに送られるという設定も、少し超現実的に映るかもしれないけど、調べたら現実にあり得ることだったんだ。マーティンにリュック・ベッソン(監督・脚本)と、気心の知れた仲間との仕事はとても楽しく、全力を尽くすことができ、これは面白くなるぞと思ったよ」

――映画出演のペースは一向に減らず、老いてますます盛んですが、今回演じた老父のように自伝を書いて人生を振り返るようなことはありますか?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ