若者にも反響 伝説の歌姫「ちあきなおみ」が再ブーム

公開日: 更新日:

「やっぱり、いい」「古くないどころか、新しさすら感じる」などと中高年を中心に、改めて注目を集めているのが、ちあきなおみ(66)。今月、NHKが音楽番組「SONGS」でちあきを特集、休業中の歌手を扱うのは極めて異例だとスポーツ紙が報じ、話題になったほか、このほどコロムビアとテイチクの初の共同企画でリリースされたベスト盤も、上々のようだ。

「『喝采』『四つのお願い』『紅とんぼ』といったヒット曲はもちろん、裕次郎の『夜霧よ今夜も有難う』など昭和の名曲を歌った楽曲も盛りだくさんで、ちあきさんを知らない若者からも『凄い歌唱力』と反響があるといいます。いわゆる歌謡曲が街で聞こえなくなって久しいですが、やっぱり日本には、とりわけ肌寒い季節にはぴったりということでしょうか」(スポーツ紙芸能デスク)

 1992年に夫と死別して以来、公の場に一切、姿を現さないのに、この人気ぶり。活動を再開させれば売れるだろうにというのは下衆の勘繰り。

「テレビ局がどんなに秋波を送ろうと、芸能マスコミがどれだけ行方を探ろうと、なしのつぶてなんです」(前出の芸能デスク)

 待望論をご本人はどう思っているのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因