連ドラ初監督 傘寿を迎える愛川欽也の“八面六臂”

公開日: 更新日:

 来年80歳を迎える愛川欽也が、ここにきて活動を活発化させている。
 まずは3日からBS11でスタートする「港古志郎警視」(毎週火曜、夜7時~)。主役の港古志郎を演じるのはもちろん、制作・監督も愛川が担当している。愛川はこれまでも「さよならモロッコ」など映画の監督は経験しているが、連続ドラマの監督は初めて。

 愛川と「警視」といえば、どうしたって代表作「東京メグレ警視」を真っ先に想像するが、「港――」は制作・監督も兼ねているということで、もっとまったりとして、まるでフランス映画を思わせる仕上がりになっているという。

 もうひとつ、愛川が意欲的に取り組んでいるのが、70年代に菅原文太と組んで大ヒットさせた映画「トラック野郎」シリーズ(鈴木則文監督)のブルーレイ化。これまでもビデオやDVDにはなっているが、ファンからの要望もあって、このほど全10作をブルーレイ化することとした。発売は来年2月から。

 文太演じる「一番星」と愛川の「やもめのジョナサン」の活躍を懐かしく思う世代には待望のシリーズになること請け合いだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?