話題の大人向けレーベル「FOXサーチライト」の勝算と期待度

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 TVドラマ映画化やアクション大作もいいけれど、「ちょっとは人生を感じさせてくれよ」という中高年は少なくないのではないか。閉館の相次ぐミニシアターで、そんな大人の映画ファンに訴える動きが出てきて話題だ。

「宮崎駿氏の引退宣言、さらに『踊る大捜査線』『海猿』といった大ヒットシリーズが完結し、公開前から興収100億円が見込まれるような作品が先行する時代は終わり、2014年の映画シーンは一度ニュートラルに戻ると思うのです。これからは実力勝負。いかに面白い、中身の濃い作品をお届けできるかです」

 とは、20世紀FOXの平山義成シニアマネジャー(44)。「タイタニック」などの洋画メジャー配給会社でありながら、FOXサーチライトというアート系レーベルを引っさげ、新宿でオープン1周年を迎えたミニシアター、シネマカリテにこのほど打って出た。

「サーチライトは今年で20周年を迎え、これまで『スラムドッグ$ミリオネア』『(500)日のサマー』『ブラック・スワン』といった作品で毎年、アカデミー賞に絡み、新たな才能を世に送り出してきました。ところが米国で配給している年10~12本の新作のうち、日本で公開されるのは2~3本だったんですね。小粒ながら、良質な作品を未公開で終わらせるのはあまりに惜しい。だからこそ、ここに行けばサーチライト作品をやっているという常設館を持ち、大人の鑑賞に堪え得るラインアップを安定供給することにしたんです」

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