爆笑問題「ツーショットライブ」で見せた漫才師の矜持 識者は「毒気を抜かず、炎上しない絶妙なラインで続けている」と絶賛

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 爆笑問題が28日、都内時事通信ホールで、「2025年度版 漫才爆笑問題のツーショットライブ」を開催した。

 同ライブは06年にスタートし、今回で21回目。田中裕二(60)が司会の仕事などスケジュールがパンパンで稽古の時間がとれたのは数日前。その間太田光(60)は台本を書き「俺、1人で書いてるからノっちゃってさ」と大作になった背景を吐露。

本番は1時間59分にも及び、休憩なしのノンストップ。前半は時事ネタを中心に新語・流行語大賞やワイドショーネタなど今年の話題全部乗せ。日々目まぐるしく変わるニュースを取り入れ「こっちが鉄腕!DASH!! だよ」と笑いをとり、チャットGPTの愛称〝チャッピー〟と恋仲になる話では下ネタも加えつつ、同世代ファンを笑わせ、満席の会場は1人も離籍せず2人の漫才を堪能していた。

 番組MCを始めると漫才をしなくなるお笑い芸人ばかりの中、タイパもコスパも悪し漫才から離れず、漫才師としてブレないのも珍しい。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。

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