大谷翔平の仰天思考法…ドジャース側の“意に沿わない方針”とどう折り合いをつけているのか
大谷翔平(31=ドジャース)の向上心はハンパじゃない。
投打とも常に進化したいと考えている。昨年より今年、今年より来年……そのスタンスが3年連続4度目のMVPにつながった。今年6月には投手として2度目の右肘手術から復帰したが、来年は開幕から先発ローテーションに入ってフル回転するつもりでいる。そんな大谷の意にそぐわないような米メディアの報道があった。
日本時間11月30日、ドジャースの地元メディア「ドジャーブルー」が、来季の大谷の投手起用について今季同様、通常の中4、5日以上の間隔を空けた起用になる見込みだと報じたのだ。
出場の決まっているWBCでの投手起用にしても流動的だし、そもそもドジャースの大谷の負担を軽減しようというスタンスはいまに始まったわけではない。今季の開幕からの打者専念も、本塁打王争いのかかった161試合目の欠場もしかり。常勝球団のドジャースに移籍して以降は、本意ではないと思いたくなるような起用が増えた。
投打ともフル回転したい、人がやっていないことにチャレンジしたい大谷は、ドジャースのスタンスとどう折り合いをつけているのか。
大谷は先日のメディアのインタビューで、WBCでの投手起用について、「投げる投げないにかかわらず、投げたパターンを何通りか、投げないパターンとしても何通りか、プランは持っておくべき」と話している。


















