CM起用多数 「官兵衛」岡田准一の“初恋役”南沢奈央の素性

公開日: 更新日:

 これまで「芸能界のナゾ」のひとつとされていた。若手女優の南沢奈央(23)の“立ち位置”だ。

 今年こそNHK大河「軍師官兵衛」で、岡田准一演じる官兵衛の初恋の相手・おたつ役で目立っているが、これまではキャリアのワリには派手なポジションにいなかった。活動は07年あたりから、ドラマ「生徒諸君!」や「交渉人」、映画も「象の背中」「赤い糸」などに出演しているが、顔と名前が一致する人は少ないだろう。しかし、そのワリにCMは凄かった。「NTT東日本」「江崎グリコ」「サントリー」「日本生命」「カルピス」「イオングループ」「ロート製薬」など、人もうらやむナショナルクライアントに次々起用されていたからだ。

 今回ようやくその理由が分かった。卒業大学は偏差値「61」の立教大学現代心理学部。両親もともに立教の出身だという。小学生からピアノを習い、中学校時代は眼鏡をかけていた。要するに「お嬢さま」育ちなのだ。

 スポンサーにとって最も怖いのは、CMに起用した女優がスキャンダルを引き起こし、企業イメージにトバッチリを受けること。過去にも人気だけに目をつけて起用し、ゴタゴタを起こされた例は枚挙にいとまがない。それに比べれば、知名度はイマイチでも、キチンとした両親に育てられ、本人も成績優秀となれば、ずっと安心できる。そういう理由で、大企業のCMに次々起用されていたのだろう。

「官兵衛」効果で今後、知名度が格段にアップするのは間違いない。本人はもちろん、ツバをつけておいたスポンサーにとっても先行きはホクホクだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし