8年ぶり連ドラ 沢尻エリカに期待される腹黒女の本領発揮

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 地上波の連ドラ主演は06年の「タイヨウのうた」以来、実に8年ぶり。深夜枠の「ファースト・クラス」(フジテレビ系、土曜23時10分)で出直しを図る沢尻エリカ(28)にとっては復活ののろしとなる作品になりそうだ。

 企画・演出・脚本いずれも「名前をなくした女神」(フジ系)を担当したメンバーが手がける同ドラマ。杏を主演に起用した「名前――」は、子供の小学校受験を控えたママ友の中で現実に繰り広げられる嫉妬や裏切り、いじめにスポットを当て、その描写がリアル過ぎると物議を醸した。

 19日の初回を見たコラムニストの桧山珠美氏は、「題材、キャスティングともに実によく練られたドラマ。今回も一部で社会現象として注目される“マウンティング女子”に着目していますが、まずは手あかのついていない新たな題材に取り組んだ意欲を買いたい。凋落の激しいフジテレビですが、20年前は時代を牽引し、トレンドを提供してきた。同局のイズムに倣ったこのドラマは沢尻はもちろん、フジ復活のきっかけになるかもしれません」と期待を寄せる。

 マウンティング女子とは、自分より立場が上か下かと格付けした上で、日常の会話や態度にも自虐や謙遜を盛り込んで使い分ける女性を指す。「ファースト――」では多くの女性が憧れる華やかなファッション誌の編集部を舞台に、職場で巻き起こるオンナの実態に迫る。一言でいえば、沢尻演じる26歳、新人編集者の“復讐劇”。最下位の立場からのし上がり、陰湿なイジメをした人々へ“倍返し”するドラマである。下手すれば行き過ぎた演出がきっかけで、当事者や関連団体からクレームも考えられるが、予防線も巧みだ。

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