二日酔いもお持ち帰りもナシ 三輪ひとみの飲みっぷり

公開日: 更新日:

■居酒屋で朝まで政治談議

 忘れられない酒の思い出は、今から13年ほど昔の22歳の頃にさかのぼる。生まれ育った横浜の小中学校の同級生たちと週3回ペースで地元の居酒屋にたむろしていた。

東大、早稲田、学習院など高学歴の子ばかり。既に女優を始めていた私は、人見知りが激しくて現場でうちとけられず、同世代の子と気がねなく話せるのが楽しくて仕方なかったんです。一番盛り上がったのが、政治の話。小泉さんが総理大臣になる前の激動期。夜7時に居酒屋に集まっては、政治論を戦わせました。日本酒や焼酎をぐいぐいあけ、キュウリに味噌をつけたつまみ片手に政治談議ですよ。ディベートが大好きな友達ばかり3、4人と盛り上がってました。興奮して『今の日本の政治はダメ』と悔し涙を流したりで、とにかく熱かったです。おっちゃんたちが口をはさんでくるんで、店の名物になって、毎回朝4時の閉店まで飲んでました。若い頃は何かと自分の意見を主張したがりますよね。私は聞き役に徹して他人の意見を聞く専門でした。随分勉強になりました」

 日本酒にはまったのは、祖母の住む野沢温泉の道祖神祭りで初めて飲んだふるまい酒「水尾」のうまさに感動してから。これまでに記憶をなくしたことも、二日酔いになった経験もないが、残念なこともある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る