やしきたかじん「酒とバラの人生」 北新地豪遊伝説の真相

公開日: 更新日:

「人生3回分は遊んだ」

 3日に亡くなっていたことがわかった、やしきたかじん(享年64)は常々、こう豪語していた。

 76年にシンガー・ソングライターとして本格デビューして以降、歯に衣着せぬ物言いで「浪速の視聴率男」の名をほしいままにした、たかじん。プライベートでは3度の結婚。大阪の北新地や京都の祇園といったネオン街では、数々の豪快エピソードで勇名をとどろかせた。

「闘病前は1軒30分くらいで7、8軒のハシゴ酒もザラ。とにかく高級クラブでワインをガンガン飲み、店で倒れて朝まで眠っていたこともしばしばでした。アニキ肌ですが、寂しがり屋でいつも誰かと飲んでいました。女性にはマメで優しいから、めちゃくちゃにモテた。ちなみに、実兄はミナミでスナックを経営していましたが、あまり訪れていませんでした。テレビで見せる毒舌とは裏腹に、実像は繊細な人物で、東京で仕事がなくなった熊切あさ美を自分の番組に呼んだり、北野誠が舌禍騒動で活動自粛していた時は、裏でテレビ局に復帰を働きかけたりするなど、面倒見の良さは抜群でした」(事情通)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因