K―1王者ピーター・アーツの人生を変えたブルース・リー

公開日: 更新日:

 ファイターへの道を邪魔した人もいた。母親だ。ボクシングを始めたら猛反対で、「あんなものやると不良になる」ってね。
 オレが生まれたオランダは、日本じゃ、アニメで人気だった「フランダースの犬」のイメージがあって、のんびりした国に思われてるけど、大きな間違い。毎日がバイオレンス&バイオレンス。夜は男でも一人歩きは危険な国なのさ。
 それで、とくに悪い連中は腕っ節を鍛えるために、オレが子供の頃はボクシング、それ以後は空手とかキックボクシングをやったわけさ。母親が心配するのは無理もなかったと思う。

 だけど、どうしてもファイターになりたいって気持ちを持ち続けた。そんな時に見たのがブルース・リー。彼の映画を見なかったら、オレは別の道を歩んでたと思う。彼の影響で格闘技をはじめたってヤツも多いよ。K─1ファイターだとアンディ・フグ、ジェロム・レ・バンナ、ミルコ・クロコップとか。
 だから、全世界で行われてるキックボクシングや格闘技は彼の影響を大きく受けて成り立っているのは間違いないよ。


 私も、まだまだ現役。昨年12月に「ピーター・アーツ引退」という試合を行ったけど、あれはプロモーターサイドのセールストーク。私は納得していないんだ。まだ試合ができるコンディションだし、モチベーションだって高い。10月19日には大阪でアーネスト・ホーストと8年ぶりに試合したばかり。これからも応援して欲しいね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    バレーSVリーグに現役選手から不満爆発!《ハテナがつく事ばかり》の現状招いた真犯人

  3. 3

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  4. 4

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  5. 5

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  1. 6

    巨人・坂本勇人「引退→即監督就任」に現実味 数々の女性問題にも動じぬ“精神力”が好材料に

  2. 7

    最重鎮OB廣岡達朗氏が巨人を一刀両断「野村克也の教え子がシーズン終了まで代行なんて冗談じゃない」

  3. 8

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  4. 9

    ナフサ由来の資材不足で酷暑の真夏にエアコンが使えなくなる「電気代補助」で利用促進も本末転倒

  5. 10

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】