元「オールナイターズ」片岡聖子が語った女優転身のきっかけ

公開日: 更新日:

 まずは、医療用語や看護師ならではの動作をミッチリ学びました。例えば手術のシーン。医師にメスや鉗子などの医療器具を渡すのにもルールがあり、言葉遣い、そして立ち位置もだいたい決まっています。もちろん、撮影時はカメラの位置も考えなければなりません。

 京都弁を覚えるのにも苦労しました。生まれも育ちも鎌倉ですから、京言葉の独特の抑揚があるアクセントやイントネーションはすごく難しい。真似しようにも、そう簡単にはいかず、なかなか厄介でした。それで、女性の方言指導の先生が私のせりふを録音して下さり、それを何十回と聞いて覚えたんです。でも、聞き比べると微妙に違う。NGはそれほど出されなかったのですが、たぶん生粋の京都の方には違和感があったかもしれません。

 ただ、私にとっては連ドラ初挑戦でしたからロケ現場では必死。ミスで他の共演者の方々にご迷惑をかけてはならないし、次へのステップにしなくてはなりませんからね。ましてや、女優としては新人。それで休憩中は遠慮して隅っこにいたんです。

 すると、底冷えがする真冬のスタジオロケで、高橋さんがストーブのそばに手招きして呼んで下さったんです。「ここに来て温まったらいいよ」って。それがとてもうれしくて。あの言葉は今も忘れられません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  2. 2

    NHK「のど自慢」見ていて、あの政党の党勢縮小の理由がわかった

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  5. 5

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  1. 6

    藤島ジュリー景子もう復活 懲りない真っ暗闇集団「旧ジャニーズ」と、それを許すテレビ局

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  4. 9

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  5. 10

    結核とは違う感染症「非結核性抗酸菌症」患者が増加…人からうつらないのに感染するのはなぜ?